松江市（市街地）のおすすめ神社・お寺10選を紹介

松江市は「神々の国しまね」の東の玄関口として、多くの由緒ある神社仏閣が点在しています。特に市街地は松江城を中心に発展した城下町であり、藩政時代からの重要な寺社が今も残されています。松江藩主松平家ゆかりの神社や寺院が多く、城下町特有の配置で各所に置かれた神社は、町の守り神として市民の信仰を集めてきました。宍道湖畔に位置する寺院からは美しい湖の景色を望むことができ、四季折々の自然と調和した景観も魅力です。また八雲神社や大庭神社など出雲神話の舞台となった古社もあり、古代から続く信仰の歴史を感じることができます。国宝松江城とともに歴史的・文化的な価値の高い神社仏閣が、松江市街地の魅力を高めています。

松江大神宮（松江神社）

松江市街地の中心に位置する神社で、もとは松江城の守護神として松平直政が勧請した神社です。伊勢神宮の分霊を祀り、地元では「おおみやさん」の愛称で親しまれています。松江藩主の崇敬も厚く、城下町の総鎮守として重要な位置を占めてきました。現在では初詣や七五三、合格祈願などで多くの市民が訪れる松江の代表的な神社です。境内には樹齢300年を超える大きな楠があり、パワースポットとしても人気があります。毎年7月24日から30日に行われる「松江祭鼕行列」の発祥の地としても知られています。