新橋のおすすめ神社・お寺5選を紹介

東京都の新橋エリアは、オフィス街としての顔を持ちながらも、歴史ある神社やお寺が点在しています。江戸時代から続く由緒ある寺社が、現代の高層ビルと共存する独特の景観を形成しています。愛宕神社は、出世の石段で知られ、ビジネスパーソンからの信仰を集めています。また、烏森神社は地元の守り神として長く親しまれ、新橋駅近くに鎮座しています。これらの寺社は都心の喧騒の中にあって、静かな祈りの場として、また歴史と文化を伝える貴重なスポットとして機能しています。ビジネス街で働く人々の心の拠り所となりながら、観光客にも東京の歴史的側面を伝える役割を担っています。

愛宕神社

標高26メートルの愛宕山の頂上に鎮座する神社で、「出世の石段」として知られる急な石段が特徴です。慶長8年（1603年）、徳川家康によって創建されました。火防の神様として信仰され、特に江戸時代には火事が多かったため、庶民からの信仰を集めました。「出世の石段」は、榊原康政が馬で駆け上がったという伝説があり、今日ではビジネスパーソンが出世祈願のために参拝に訪れることが多い神社です。

詳細情報

住所	東京都港区愛宕1-5-3
アクセス	東京メトロ日比谷線「神谷町」駅から徒歩5分 都営三田線「御成門」駅から徒歩6分
駐車場	なし
電話番号	03-3431-0327
拝観時間	8:00〜17:00（社務所は9:00〜17:00）
御朱印の有無	あり

烏森神社

新橋駅近くに鎮座する神社で、創建は平安時代末期と伝えられています。古くは松原明神と呼ばれ、松原神社、烏森稲荷神社などの名で親しまれてきました。江戸時代には遊郭吉原の「仲之町鎮守」として栄え、芸事の上達を祈願する人々が参拝に訪れました。また、神輿の祭礼で知られ、地域の人々に親しまれています。現在でも商売繁盛、芸能上達の神様として信仰を集めています。