東京都品川エリアの神社・お寺は、都会の喧騒の中に佇む歴史的な宗教施設として親しまれています。江戸時代からの歴史を持つ神社や寺院が多く、地域の守り神として崇敬されてきました。特に品川神社や荏原神社などは地元の人々の信仰の中心となっています。また寺院では品川寺(海雲寺)や養玉院如来寺などが有名で、墓所や祭事で地域とのつながりを保っています。都市開発が進む中でも伝統を守り続け、季節の祭りや行事を通じて文化を継承しています。参拝客だけでなく観光客も訪れる憩いの場として、現代の東京で重要な役割を果たしています。
品川神社






品川神社は寛永年間(1624~1644年)に徳川家光によって創建されたと伝えられる由緒ある神社です。品川の鎮守様として地元の人々に親しまれています。例大祭では「品川の天王祭」として有名な神輿渡御が行われ、多くの人で賑わいます。境内には富士塚もあり、富士山信仰の面影も残しています。また、縁結びのパワースポットとしても人気があり、特に「笹塚」は縁結びの神様として知られています。
詳細情報
住所 | 東京都品川区北品川1-15-21 |
アクセス | JR・京急線「品川駅」高輪口から徒歩15分、または「北品川駅」から徒歩5分 |
駐車場 | なし |
電話番号 | 03-3471-5303 |
拝観時間 | 終日(社務所は9:00~17:00) |
御朱印の有無 | あり |
品川寺(海雲寺)






品川寺は通称「しながわ不動」として親しまれている真言宗の寺院です。正式名称は高野山真言宗海雲寺で、本尊は不動明王です。寛永3年(1626年)に創建され、江戸時代には庶民の信仰を集めました。「品川百景」にも選ばれた美しい境内には、樹齢400年を超える銀杏の大木があります。毎年2月3日の節分会では、多くの参拝者が訪れる名所となっています。
詳細情報
住所 | 東京都品川区南品川3-5-17 |
アクセス | 京急線「新馬場駅」から徒歩5分 |
駐車場 | なし |
電話番号 | 03-3474-3331 |
拝観時間 | 9:00~16:30 |
御朱印の有無 | あり |
荏原神社






荏原神社は平安時代末期の創建と伝えられる古社で、天照大神と素戔嗚尊を祀っています。かつては「南品川天祖神社」と呼ばれ、荏原郡の総鎮守として崇敬されていました。江戸時代には品川宿の鎮守としても栄え、現在でも地元の人々の信仰を集めています。毎年9月に行われる例大祭では神輿渡御が行われ、地域の伝統行事として親しまれています。境内には樹齢数百年のケヤキの大木があり、都内でも有数のパワースポットとして人気があります。
詳細情報
住所 | 東京都品川区小山6-7-10 |
アクセス | 東急目黒線「武蔵小山駅」から徒歩7分 |
駐車場 | なし |
電話番号 | 03-3781-8180 |
拝観時間 | 終日(社務所は9:00~17:00) |
御朱印の有無 | あり |
養玉院如来寺






養玉院如来寺は浄土宗の寺院で、江戸時代初期の1624年に創建されました。本尊は阿弥陀如来です。「品川のお地蔵さま」として親しまれ、毎月24日に開催される縁日には多くの参拝者が訪れます。境内にある「延命地蔵菩薩」は、安産や子育ての守護仏として特に女性からの信仰を集めています。また、明治時代の文豪・泉鏡花の墓があることでも知られています。静かな佇まいの中に歴史を感じさせる寺院で、都会の喧騒を忘れさせる癒しの空間となっています。
詳細情報
住所 | 東京都品川区北品川1-22-23 |
アクセス | JR・京急線「品川駅」高輪口から徒歩20分、または「北品川駅」から徒歩8分 |
駐車場 | なし |
電話番号 | 03-3471-3937 |
拝観時間 | 9:00~16:00 |
御朱印の有無 | あり |
※公式サイトなし
太子堂八幡神社






太子堂八幡神社は、源頼朝が鎌倉幕府を開いた際に勧請したとされる古社で、武家の守護神として崇敬されてきました。主祭神は応神天皇(八幡大神)で、勝運の神としても知られています。江戸時代には品川宿の鎮守として栄え、現在も地域の信仰の中心となっています。境内には樹齢数百年のイチョウの大木があり、特に秋の紅葉シーズンには多くの人が訪れます。毎年9月の例大祭では神輿渡御が行われ、地域の人々による伝統行事として継承されています。
詳細情報
住所 | 東京都品川区旗の台3-6-1 |
アクセス | 東急大井町線・池上線「旗の台駅」から徒歩5分 |
駐車場 | なし |
電話番号 | 03-3781-8161 |
拝観時間 | 終日(社務所は9:00~17:00) |
御朱印の有無 | あり |
※公式サイトなし
品川貴船神社






品川貴船神社は、京都の貴船神社から勧請された水の神様を祀る神社です。創建は江戸時代初期とされ、水運と海の安全、商売繁盛の神として信仰されてきました。かつては漁師町だった品川の地域性を反映し、特に海に関わる人々からの信仰を集めていました。境内は小さいながらも風情があり、水占いの神事が今も伝わっています。毎年6月の例大祭「貴船まつり」は地域の伝統行事として親しまれ、雨乞いや水難除けの祈願に訪れる参拝者も多いです。
詳細情報
住所 | 東京都品川区南品川2-3-18 |
アクセス | 京急線「新馬場駅」から徒歩8分 |
駐車場 | なし |
電話番号 | 03-3471-1627 |
拝観時間 | 終日(社務所は要問合せ) |
御朱印の有無 | あり(不定期) |
※公式サイトなし