京都市南区は、平安京の正門・羅城門があった歴史的なエリアです。この地域を代表するのが、世界遺産・東寺(教王護国寺)。平安京遷都とともに796年に創建され、後に空海(弘法大師)が真言密教の根本道場としました。木造塔として日本一の高さを誇る五重塔は京都のシンボルとして親しまれ、境内には国宝や重要文化財が数多く点在します。毎月21日の「弘法市」には全国から参拝者が訪れ、骨董品や植木、食べ物の露店が並ぶ賑やかな縁日となっています。京都駅からも近く、古都の歴史を感じられる貴重なエリアです。
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東寺(教王護国寺)






平安京の守護寺院として平安時代初期の796年に創建された真言宗の総本山です。空海(弘法大師)が823年に伽藍整備を任され、真言密教の中心道場となりました。高さ54.8メートルの五重塔は日本最古の木造建築の五重塔であり、京都のシンボルとして親しまれています。境内には講堂、金堂、食堂など国宝や重要文化財が点在し、特に講堂内の立体曼荼羅(21体の仏像群)は貴重な文化財として知られています。毎月21日に開かれる「弘法市」は全国から多くの参拝者や観光客が訪れる賑やかな縁日市となっています。
詳細情報
| 住所 | 〒601-8473 京都府京都市南区九条町1 |
| アクセス | 市バス「東寺東門前」下車すぐ 近鉄・地下鉄「九条駅」から徒歩約10分 JR「京都駅」から徒歩約15分 |
| 駐車場 | あり(2時間600円、以降1時間ごとに300円、約100台) ※毎月21日の弘法市開催日は利用不可 |
| 電話番号 | 075-691-3325 |
| 拝観時間 | 境内: 5:00~17:00 金堂・講堂: 8:00~17:00(受付16:30まで) |
| 御朱印の有無 | あり |

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